太陽光パネル100%リサイクル事業

太陽光発電が急速に普及したのは、2011年の福島第1原子力発電所の事故によりエネルギー政策の見直しが行われ、2012年に再生可能エネルギー普及のための「固定価格買取制度(FIT)」が導入されたことによります。買取制度には期限が設けられており、住宅用の買取制度は10年間、産業用は20年間で終了。2022年から大量廃棄が想定されています。

使用不能となった太陽光パネルは産業廃棄物として処理されますが、2015年6月に環境省が行なった調査によると2014年度に年間約2,400トンだった廃棄量が、2040年度には年間約80万トンに膨れ上がる予想となっています。リサイクルの観点から処理が困難であった太陽光パネルを、製鋼工程で必要とされている“製鋼副資材”に完全リサイクルすることで、循環型社会への貢献します。

※製鋼副資材(エコマイト)とは、製鋼には直接関係はないが、生産効率や安全性、設備保護や補修などには必要不可欠な資材で、国内外の製鉄所などで必要とされています。この製鋼副資材の中でも、鉄の強度を上げるための“加炭剤”、製鉄時に発生する泡を抑制することで生産効率を向上させる“フォーミング抑制剤”は特に高い需要があります。

全国で大量に廃棄されることが想定されている太陽光パネルを、これまで多くの営農型太陽光発電設置などを支援してきた一般社団法人クリーンエネルギー総合研究所が、これからの新しい再生可能エネルギーのあり方を目指し、製鉄所などで必要とされている製鋼副資材として完全リサイクルさせ、循環型社会の実現に貢献します!

きくらげ栽培事業

株式会社アシストでは、代表のオリンピアとしての経験から、世界に通用するアスリート育成には骨太の体の成長をアシストする必要性を実感したことに端を発し、骨の成長に大きく貢献するビタミンDを多く含有する『きくらげ』に着目しました。
きくらげは現時点では市場に出回っているほとんどが中国産の乾燥であることに疑問をもち、国産の生をアスリートや高齢者にぜひ手軽に摂取いただけるように国内生産の生きくらげを全国に普及したいと思い、菌床からビジネスモデルまでを提供するにいたりました。

ビジネス商材としてのきくらげの魅力

国内のきくらげ農家は418戸で売上推定が2,000万円、所得が400万円とのデータがあります。また、例として300坪で売上2,700万円、年間生産量45t、20%の所得として540万円となります。(あぐりマッチより)

今回の事業も同様の収益化が見込め、約6,000万円の売上で1,200-1,500万円の収益を期待できます。

そこで、廃校を始め空き倉庫など既存施設を利用する事で、自然災害のリスクも少なく、安定した生産で、安定収益が見込めます。また、長いスパンでは栽培施設のメンテナンス費用が少ないと考えておりトータルコストの削減も見込めます。